中原形成外科クリニック|神戸 中央区花隈・元町|けが・傷あと・腫瘍・巻き爪
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創傷外科

創傷外科とは

創傷外科では、擦り傷や切り傷などの外傷の治療のほか、以前のケガや手術によって生じたケロイド状態(傷跡が盛り上がった)になっているもの、ひきつれを起こしているといった場合の治療、下肢の血流が悪いために生じる慢性の皮膚潰瘍の治療などを行います。目立ってしまった傷跡を可能な限り目立たないようにしたいという場合もご相談ください。

当院で対応する主な創傷

やけど

熱などの刺激によって皮膚や粘膜が損傷している状態をやけど(熱傷)と言います。これは皮膚に高温のもの(熱湯、薬品、火炎、電流など)が一定時間以上触れることで生じるようになります。

やけどの治療は、症状の程度によって治療方法が異なり、大きく1度~3度に分類されます。1度とは表皮のみのやけどのことで、皮膚が赤くなる、ヒリヒリとした痛みが伴うといったことがあります。日焼けなども1度のやけどです。2度は真皮にまで達しているやけどで、赤みやむくみのほか、水ぶくれも発生します。3度は重症のやけどで、皮下組織まで損傷している状態です。3度になると神経までダメージを受けている状態なので痛みを感じることはありません。

やけどの治療で最も大切なのは、受傷直後の患部の冷却です。まずは、水道などの流水による冷却。氷水や氷枕、冷たいタオルなどで患部を冷却してください。やけどは進行性なので、何もしないとどんどん深いやけどになってしまいます。冷却によりある程度痛みが治まったら病院を受診してください。やけどの深さに応じた適切な治療を行います。また、患部の冷却の際健常部を冷やしすぎると、そこが凍傷になってしまいますので、間に休憩をいれて冷やすなどの工夫をしてください。
ただし、腕1本を超えるような広範囲のやけど、気道にやけどを負ったと考えられる場合、化学薬品によるやけどのような場合は、初めは元気でも、急に全身管理が必要な状態になったりすることがありますので、早急に救急車などで、大きな病院を受診することをお勧めします。

瘢痕・ケロイド

ケガによる傷、手術時にできた傷は、幼弱なコラーゲンを主成分とする線維組織ができることで治るようになるのですが、この線維組織のことを瘢痕と言います。

傷はその大小に関係なく、どんな場合でも『傷跡』が残ってしまいます。それでも目立たなければあまり問題はないわけですが、体質や傷の深さ、傷にかかる緊張の強さ、受傷時の状態などにより、盛り上がった瘢痕になることがあります。これが肥厚性瘢痕と呼ばれるものですが、この肥厚性瘢痕によって起きるとされる形の変形や皮膚緊張の増加で運動制限を生じたものを瘢痕拘縮と言い、これが一般的にひきつれと呼ばれるものです。なお肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮の治療につきましては、瘢痕を切除して皮膚移植をする、あるいはひきつれを伸ばすといった外科治療による手術療法が有効とされています。

また、肥厚性瘢痕の程度の強いものをケロイドといいますが、一般的には肥厚性瘢痕もケロイドも区別せず、ケロイドと呼称することが多いです。ケロイドと肥厚性瘢痕については明確な診断基準はありませんが、一般傷の範囲を超えて周囲へと拡大している場合はケロイド、組織の増殖が傷の範囲内に限られているものが肥厚性瘢痕です。胸や肩、腹などに起きやすいとされています。

治療法については、赤味などの醜状が目立って早急に治したい場合、瘢痕拘縮がある場合などは手術による治療が有効です。手術については、単純に切除・縫合する場合や、皮弁形成術といって、ジグザグに縫うなどの方法を行う場合、皮膚移植を行う場合などがあります。手術によらない治療法としては、当院ではリザベンという薬の内服や、ステロイド剤の局所注入治療法などを中心に行います。

診療内容
  • 一般形成外科
  • 創傷外科
  • 皮膚腫瘍外科
  • 美容皮膚科

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